新 埼玉県立川口特別支援学校 一人一人を大切にする学校づくり宣言
(児童生徒が、自分の人生をより豊かにしていく学校づくり宣言)
〔 宣 言 〕
本校校章には「一人一人の良いところを見つけ、それを輝かせる教育の力と、それを土台に希望ある人生を歩んでほしい」との願いが込められています。
私たち埼玉県立川口特別支援学校の教職員は、学校教育目標を達成させるために
(1)発達や障害特性、生活年齢を十分に考慮し、児童生徒の気持ちを丁寧に注意深く受け止めます。
(2)児童生徒の実態等を踏まえ、きめ細やかに丁寧な指導を行います。
(3)できたこと、わかったことや努力したことを称賛し、自己肯定感や挑戦する心を育成します。
(4)児童生徒が自分や友達を大切にし、好ましい人間関係が持てるように指導します。
(5)体罰や不適切な指導はもとより、児童生徒の人権を踏みにじる一切の行為を行いません。
(6)児童生徒の卒業後を見据え、自立と社会参加に必要な資質と能力を育成します。
(7)保護者とのコミュニケーションを大切に、保護者との相互理解を深めます。
(8)外部関係機関と連携し、児童生徒や保護者に必要な支援が得られるようサポートします。
(9)各教職員が特別支援教育に関する専門性を高めるとともに、教職員集団としての専門性を
十分に発揮できるようにします。
(10)教職員同士がよく話し合い、認め合い、共通理解の下、チームワークを大切にした指導・支援を
展開します。
児童生徒一人一人が大切でかけがえのない存在です。その児童生徒が人生をより豊かにしていけるよう指導・支援していくことは、私たちの使命であり、責務と考えます。
児童生徒・保護者と信頼関係を構築し、地域や外部関係諸機関と連携・協力しながら、児童生徒が自信と誇りを持って、未来を切り拓き、豊かで充実した人生を歩めるように、私たち教職員が一丸となって指導していくことをここに宣言します。
令和2年4月23日 改訂
一人一人を大切にする学校づくり宣言
(体罰や虐待のない学校づくり宣言 改訂)を策定しました
本校では平成25年2月に策定した「体罰や虐待のない学校づくり宣言」に加筆を行い、平成26年7月17日、「一人一人を大切にする学校づくり宣言」へと改訂しました。
「一人一人を大切にする学校づくり宣言」では〈一人一人を大切にする指導を充実〉させることを、より積極的に目指しています。
(前文に加筆) さらに、「一人一人を大切にする指導を充実させる」ために、特別支援の基本を踏まえ、教職員のチームを活かした指導をしていくことを確認し、改めて宣言します。 (宣言を追加) 〈一人一人を大切にする指導の充実のために〉 (1)児童生徒の気持ちを大切に、教員と児童生徒の信頼関係を築く。 (2)専門性を高め、児童生徒が「できた」「わかった」を大切にする授業づくりをめざす。 (3)保護者とのコミュニケーションを大切に、信頼関係を築く。 (4)教職員同士、お互いを認め合い、よく話し合い共通理解をして、指導に当たる。 |
この宣言の下に、教職員一同、改めて一人一人の子供たちを大切にした指導をすすめてまいります。
川口特別支援学校 一人一人を大切にする学校づくり宣言
(体罰や虐待のない学校づくり宣言 改訂)
(太字部分が今回改訂した部分)
〈宣言〉
本校校章には「一人一人の良いところを見つけ、それを輝かせる教育の力と、それを土台に希望ある人生を歩んでほしい」との願いがこめられています。私たち埼玉県立川口特別支援学校の教職員は教師の一方的な指導はこの願いを成就することにつながらないこと、そして体罰や虐待は児童生徒や家庭との絆までをも断ち切ってしまうことを自覚し、ここに、体罰や虐待のない学校、そしていじめや暴力行為のない学校を作っていくことを宣言します。
さらに、「一人一人を大切にする指導を充実させる」ために、特別支援の基本を踏まえ、教職員のチームを活かした指導をしていくことを確認し、改めて宣言します。
〈体罰や虐待防止のために〉
1 体罰禁止の徹底を図る。
(1)体罰は、学校教育法第11条により禁止されていること。
(2)常日ごろから、人権尊重の精神という視点で日常全ての教育活動を点検していくこと。
(3)職場同僚とのよりよい人間関係を構築するとともに、保護者を含め誰に対しても透明性が確保された教育活動を行うこと。
2 児童生徒の理解を図り、児童生徒の障害特性に応じた教育を推進する。
(1)一人一人の児童生徒の障害特性に応じた教育推進のため、保護者とのコミュニケーションを充実させること。
(2)児童生徒との信頼関係構築のため、実態の把握に努めると共に長期的展望に立ってきめ細かに根気強く指導に当たること。
(3)児童生徒の多面的理解を図るため、学級担任だけでなく特別支援教育コーディネーターや養護教諭など多くの教員で指導に当たること。
3 特別支援学校教員としての専門性向上を図る。
(1)児童生徒の望ましい成長を支援するため、愛情と信念を持って教育活動に当たること。
(2)障害特性に応じた教育を推進するため、専門的知識と専門的指導方法の研究と修得に努めること。
(3)県教育委員会作成の「自立活動の指導資料」等の指導資料を活用するなど、より具体的実践的な校内研修を進め、指導力向上に努めること。
〈いじめや暴力のない学校づくりのために〉
1 いじめや暴力のない学校づくりの徹底を図る。
(1)「いじめは絶対に許さない」「先生たちは皆さんを絶対に守り抜きます」というメッセージを、言葉と毅然とした態度ではっきり示すこと。
(2)一人の教職員がいじめ問題を抱えることのないよう学校全体で情報を共有できる体制を確立すること。
(3)児童生徒の小さな心の変化や、救いのサインを決して見逃したり見落としたりすることなく、常に児童生徒と正面から向き合うこと。
2 「自ら学び 仲間と共に 豊かに生きる」児童生徒を育てる。
(1)児童生徒一人一人の実態を把握し、障害特性に応じて自ら学ぶ態度・姿勢を育成する。
(2)児童生徒が互いに認め合い、共感的人間関係を作ることができるよう支援する。
(3)卒業後も見すえた学校生活の中で、職場での教職員の人間関係形成や保護者とのコミュニケーションを基礎に心も体も健康な児童生徒を育成する。
(平成25年2月21日職員会議にて倫理確立委員会より提案、承認)
〈一人一人を大切にする指導の充実のために〉
(1)児童生徒の気持ちを大切に、教員と児童生徒の信頼関係を築く。
(2)専門性を高め、児童生徒が「できた」「わかった」を大切にする授業づくりをめざす。
(3)保護者とのコミュニケーションを大切に、信頼関係を築く。
(4) 教職員同士、お互いを認め合い、よく話し合い共通理解をして、指導に当たる。
(平成26年7月17日職員会議にて企画委員会より提案、承認)